蛙と蝸牛

本と映画の感想

2025-05-16から1日間の記事一覧

背高泡立草  港たち

背高泡立草 港たち(古川真人 集英社) 長崎五島の離島における吉川一族の物語。 私小説みたいな内容で、登場人物の一人 吉川稔が著者本人にあたるようだ。 「背高泡立草」(芥川賞受賞作)の方では、今は誰も住んでいない島の納屋の草刈りに、(吉川家の姉…

遠くまで歩く

遠くまで歩く(柴崎友香 中央公論新社) 森木ヤマネは小説家。少し前に7年間すごした夫と離婚していた。感染症の流行で外出や会合が難しかった時期、森木は、写真や映像から想起される情景を描写することを主な活動とする勉強会?のオンライン会合にコメンテ…