蛙と蝸牛

本と映画の感想

2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

さよならジャバウォック(伊坂幸太郎 双葉社)

さよならジャバウォック(伊坂幸太郎 双葉社) 佐藤量子は、夫の転勤で仕事をやめ、仙台で専業主婦となり、息子の翔を育てるのが生きがいだった。夫はモラハラ男で量子は精神的に追い詰められていた。ある日夫が昼日中に帰宅し、量子の浮気を疑い暴力をふる…

幸村を討て(今村翔吾 中公文庫)

幸村を討て(今村翔吾 中公文庫) 大坂冬の陣、夏の陣に参戦した織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永を通して真田家の思惑を描く。 著者の作品を読むのは「八本目の槍」に次いで2作目。「八本目の槍」も三成を清正ら七本槍の視点から描く…

暦のしずく(沢木耕太郎 朝日新聞出版)

暦のしずく(沢木耕太郎 朝日新聞出版) 江戸時代中期、十代将軍家重の時代、人気講釈師:馬場文耕の活躍を描く。 沢木さんの作品群を大きく3つに分けると、ノンフィクション、エッセイ、小説になる。ノンフィクションの巨匠という位置づけが世評だが、私と…

サンライズ・サンセット(映画)

サンライズ・サンセット(映画) 南三陸の小さな町の役所に勤める関野百花(井上真央)は、空き家対策を担当していた。まずは自分が所有している4LDKの一軒家を格安で貸し出そうとしている。それに応募してきたのは東京の会社に勤める西尾(菅田将暉)。釣…

本心(映画)

本心(映画) 石川(池松壮亮)は溶接工場で働き、母(田中裕子)と二人暮らし。大雨の日、母を助けようとして川で溺れ、1年間昏睡状態が続く。目覚めると、母は「自由死」により死亡しており、勤め先の工場はつぶれていた。石川は母の友人だったという三好…

#100日チャレンジ(大塚あみ 日経BP)

#100日チャレンジ(大塚あみ 日経BP) 生成AIを使ってプログラミングの面白さに目覚めた?著者が、技術向上のため?(あるいは目立ちたいため?)100日連続してプログラムを自作して公表し続けることに挑戦したことの記録。 著者略歴を参照すると、著者が…

多摩川開設71周年記念 優勝戦(2025.10.4)

多摩川開設71周年記念 優勝戦(2025.10.4) 1.永井彪也 2.菅章哉 3.関浩哉 4.大池佑来 5.篠崎元志 6.高野哲史 40年くらい前、私が競艇を見始めたころは、チルトは1〜1.5が普通で、そのころでもチルト3にする人はあまりいなかった。近頃…

これが生活なのかしらん(小原晩 大和書房)

これが生活なのかしらん(小原晩 大和書房) 「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」に続くエッセイ集。穂村弘さん称賛?のオビがついていたので読んでみた。 「ここで・・・」と同じような内容で、感想も同じ。つまり、高校を出て就職した美容院で、監獄…

デスチェアの殺人(M.W.クレイヴン ハヤカワ文庫)

デスチェアの殺人(M.W.クレイヴン ハヤカワ文庫) ワシントン・ポーシリーズ第6弾。 カルトと見られていた原理主義的?キリスト教団体のリーダーが、木に縛り付けられて石打にあって死亡する。犯人は、団体のメンバーの娘で、その団体の熱心な信徒だった両…