2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
それでも、日本人は「戦争」を選んだ(加藤陽子 新潮文庫) 民主主義とまでいかなくとも、ある程度一般国民の政治参加が可能な国では、世論の支持なしに本格的な国対国の戦争を始めることは難しいという。 軍部が無理矢理国民を戦争に巻き込んだかのように言…
「産業革命以前」の未来へ(野口悠紀雄 NHK出版新書) 産業革命により進んだ、垂直分業・製造業の大規模化は、 近年の低コスト国の工業化・情報技術の発展により、水平分業・生産単位の小規模化へと変化しており、 資本集積の方法などと合わせ、世界経済は産…
散歩する侵略者 イラストレータの加瀬鳴海(長澤まさみ)の夫真治(松田龍平)は、数日失踪し帰ってくると、宇宙人に乗っ取られて「地球を侵略しに来た」という。 他にも近所には宇宙人に乗っ取られた人がいて、彼らは人間から「概念」を奪おうとしている。…
あぶない叔父さん(麻耶雄嵩 新潮社) 主人公は、年中霧が深い海沿いの小さな町にある由緒ある寺の次男坊で高校生。 経済的には恵まれ、寺の跡を継ぐ必要もなく同級生の彼女と彼を今も好きなモトカノがいて、きっと将来もこの小さな町に住み続けて平凡な生活…
CHANGE!(アレックス・ラミレス KADOKAWA) プロ野球ベイスターズのラミレス監督が、自身の経歴や野球観、ベイスターズの展望について語ったエッセイ。 著者がベイスターズの監督になった時、(失礼ながら)前監督に続くネタ路線なのかと思いました。 しか…
東の果て、夜へ(ビル・ビバリー ハヤカワ文庫) 15歳のイーストは、ロスアンジェルスで麻薬の販売拠点の見張りをしていたが、(叔父である)ボスに命じられて年上の二人、殺し屋である弟タイ(13歳)といっしょに遥か東部のウィスコンシンへ判事を殺害しに…
レディ・プレイヤー1 近未来(2045年)のアメリカが舞台。 主人公のウェイドは、父母をなくし叔母の家に居候しているが、叔母のヒモにいじめられたりしている。ウェイドの(というかこの時代の多くの人の)生きがいは「オアシス」というゲームで、ゴーグル型…
メッセージ 主人公のルイーズ(エイミー・アダムス)は言語学者。世界各地に巨大な謎の浮遊物体が出現し、各国は物体の中にいるエイリアン(イカ的な感じ?の外見で、「ヘプタポッド」と命名されている)との接触を試みるがうまくいかず、アメリカ軍はルイー…
徳は孤ならず(木村元彦 集英社) Jリーグ:サンフレッチェ広島の総監督を務めて優勝に導き、その後も大分、愛媛、岐阜で地元チームの強化や会社としての改善に携わってきた今西和男の評伝風ノンフィクション。今西さんは自分の功績を自ら語るような人ではな…
忍びの国(映画) 原作もそうだったんだけど、映画でも(特に前半は)日置(へき)大膳(伊勢谷友介)の方が主役っぽくてカッコいい。小説では冒頭部分に大膳の大弓の腕前を描写した部分があり迫力満点なので、どのように映像化されているのか楽しみだったの…
幼な子われらに生まれ 前妻とのあいだに娘がいる主人公(田中信=浅野忠信)は、娘二人を持つ奈苗(田中麗奈)と再婚する。奈苗が妊娠したことで奈苗の長女(小6)は情緒不安定になり、実父と会わせろといいだす。実父はDVの過去があったために信と奈苗はた…